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In His Times 中田英寿という時代

In His Times 中田英寿という時代

増島 みどり

In His Times 中田英寿という時代

定価: ¥ 1,785

販売価格: ¥ 1,785

人気ランキング: 156912位

おすすめ度:

発売日: 2007-01-20

発売元: 光文社

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



使いまわし
取材記録集です。



過去のTV,雑誌の内容の使い回しです。



中田氏のファンは知っている内容が多いと思います。



彼の周りの人は商売上手ですね。



意外と中田氏のファン以外の方のほうが、



楽しめるのではないでしょうか?



ファンの方は新たな内容は無いので、



期待せずにお読みください。





中田英寿 地球というホーム
正直、今さら中田かと思っていた。彼のサッカーや生きる姿勢にはいつも心を寄せたし、彼の最後の代表の試合への献身も素晴らしかったが、やはり2006年6月に終わった人でもあった。



だから買って読まなきゃ・・・と思っていた『In His Times 中田英寿という時代』の本、著者の増島みどりさんから「中田の本出しましたので、お時間のある時でも・・・」という葉書を頂いたとき、まずいと思った。なぜなら出版は知っていたが、まだ購入していなかったから。



葉書を頂いた翌日、書店に行くとすでに本は二刷だった。読み始めて何度も涙をこらえた。



スポーツ・アスリートの本なのだからお涙頂戴の本であるはずがない。それでも目が熱くなった。一つは中田英寿というアスリートの態度、思考や生き方への感動。それを証言するアスリートや関係者の言葉への感動である。



もう一つ。中田が蹴り出す強いパスに「誰も受け取れないスルーパス」という言われ方がされていたことがあった。そのピッチ上のパスだけでなく、日本人の大半が、中田という生き方を「受け取れてなかった」。それがわかった。彼の献身的なプレーが好きだし理解もしていたと思っていたが、浅かった。自分の不明を恥じた。さまざまな感想があるが一文だけ引用したい。



  もちろん日本で生まれ育ったわけですが、僕らは地球で生まれているん

  だから、まあみんな同じなんだと思うことはありませんか。もちろん、色々

  な壁がある。言葉であり文化であり、宗教であり。しかし、こういう壁を取り

  除いたとき、誰にとっても、ここ地球がホームになる。

  中田英寿(引退後のインタビュー)



中田が「旅に出ます」と言った意味は「地球がホーム」であることを確かめるため。ピッチでも、練習場でも、ロッカールームでも、アウェーでも、サッカーという枠には収まりきらない人間が中田英寿であった。

nakata!
中田選手へのシンパシーを長年旧交を暖めながら

記録として残したい、という著者の渾身の作品。



過去の著作も既読、更にnumber誌への掲載部分も

改めて掲載、若干新鮮さに欠けるが

殆どが読んだ記憶がある。



それもやはり彼、中田選手の生き方に少なからず

関心があるから。



しかし、不思議である。

最後は言葉が正確ではないがイメージとしては

「敗北」して終わっていった彼を、何故、ここまで

賞賛する表現に終始するのかが分らない。



突出して「自己」があった人間ではない。

本人が語るように最後まで「自己中心的な人間」であった

だけである。

それで、サッカーというスポーツの中でどう機能するのか、が

一番関心があったわけである。

偶然も重なりフランス大会予選でのジョホーバルでの神がかり的な

プレイには確かに驚嘆に値した。



その後のペルージャでのデヴュー戦までが彼のキャリアの

ピークであろう。



ローマやパルマ、フィオレンチーナでは最後まで控え選手だったの

だから。



代表でも結果は残していない。



何が、そんなに彼に注目させるのか。

不思議である。



そして最後、自分にも「敗北」し、サッカーの世界でも

「敗北」した彼を未だに認める人達がいるのか不思議。



あれだけの「ビッグマウス」を叩いた男。

著者のような美麗な文章で整理させるのではなく

自分の言葉で、文章で、自分自身を総括してもらいたい。



世界中を旅したって、貧困地域を単なる「旅行者」

として訪問したって、何も変わらない。

サッカーは断じて「旅」など、呑気なものではない。



旅をして自分を探したって、何も見つからない。



そんな当たり前の事を、誰か親しい廻りの大人、

例えば著者や村上龍氏や金子のたっつあんとかが

指摘してやらない、とは非情な人達だねえ。




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