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サッカー批評 issue35―季刊 (35) (双葉社スーパームック)

サッカー批評 issue35―季刊 (35) (双葉社スーパームック)





定価: ¥ 980

販売価格: ¥ 980

人気ランキング: 182420位

おすすめ度:

発売日: 2007-06

発売元: 双葉社

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



川淵会長のインタビューは必読
オシム改革の未来と題し組まれた特集の数々は、凡百のサッカー雑誌におけるオシム特集の比ではありません。理想と現実を直視した上で非常に多角度から日本サッカーの行方を占っています。オシム提唱の日本化を支持しつつも、総オシム流ではなく、自分達の手で日本サッカーのスタイルを追求しようという意気込みが、雑誌全体から、またインタビューを受けられた監督や選手たちからヒシヒシと感じられます。技術委員長の小野さん、野洲高校の山本監督、ライターの西部氏の座談会は、協会側、現場、ジャーナリストの目線から日本化について熱い議論が交わされています。巻頭の川淵会長のインタビューは、宇都宮氏の奮闘ぶりが光る。ドイツからちょうど1年ということで、いろいろなメディアで当時を振り返る記事が散見されますが、どこも臭いものにふたをした感じ。少なくとも最初に話を聞くべきは小野でもなく宮本でもなく、川淵会長であると思います。私がこの雑誌を買い続けるのは、何よりサッカーに対するとても深い愛情を感じるからです。雑誌の役割はいろいろあると思いますが、権力に迎合することなく数少ないオピニオン雑誌として走り続けてほしいです。

傍からは見えませんが、いろいろあったんですね
今季の記事の中での最大の発見は、クラマー氏の来日の背景についての記事です。従来はこの部分はもっぱらきれいごとだけが語られていたようで、どうもその部分に違和感が残っていましたが、今回のこの記事で疑問のかなりの部分が氷解しました。それなりに抑えられて書かれてはいますが、やはり相当な人間関係の軋轢があったんですね。その後の高橋監督時代の日立の復活(1970年の日本リーグでの優勝)には、このような背景があったと思うと納得がいきます。今回の”へなちょこフーリガン”も欧州のサッカーシーンの背後にあるもはやどうしようもない闇の深さを適確に指摘しており、われわれ日本人にとってはただただ絶句するしかないのでしょう。こんな世界から生み出されてくるチームを相手にしなければいけないのがワールドカップなんですね。恒例となった”消えてしまったスター”は、今回は磯貝選手を取り上げており、当時の彼が何を考えてプレーしていたのかが、よくわかります。

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