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キャプテン翼勝利学
キャプテン翼勝利学
キャプテン翼勝利学
深川 峻太郎
定価: ¥ 1,260
販売価格: ¥ 1,260
人気ランキング: 129086位
おすすめ度:
発売日: 2002-04
発売元: 集英社インターナショナル
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
キャプ翼勝利学をよんで…
キャプテン翼勝利学が目に入ったきっかけは単庫本をみようと思って探していたらたまたまこの本がおいてあった。マンガだと思って中身をみたらそうではなく深川俊太郎と言うサッカー愛好家でフリーライターの著者が「みんなで『キャプテン翼』を読むことによって日本サッカーに勝利をもたらそう、という企てである」というものだった。他にもスラムダンク勝利学など同じようなタイトルの作品がならんでいたけど自分はサッカーをやっているからこの本を買うことにした。
表紙などについている裏タイトル的なものを読むと「日本サッカー必勝への鍵は『キャプテン翼』にある!とか、「翼の‘サッカーを楽しむ心’がここにある」高橋陽一さん(『キャプテン翼』著者)と、書いてあった。みんな「キャプテン翼」というマンガを絶賛している感じに思えた。たしかに自分もこのマンガは小さいころから読んでいたけどここまでとりこにされている人がいるのだなあと思えた。この本は2002年4月10日に出版されたものだけど、ちょうどこのころ2002年日韓共同開催のワールドカップの始まる前でのこともないようにでていて、そのこともあってこれだけの絶賛がされているのだと思う。本の中には『キャプテン翼』の名場面を引用しつついろいろな視点からサッカーの見所を語っている。たとえば石崎君という選手が顔面ブロックという得意技というか必殺技というか何といっていいかわからない技があるのだけど、その技によってチームの失点が救われた。というシーンがあった。このように実際「キャプテン翼」に出てきた名場面などがでてきて「キャプテン翼」をまた読みたくなってしまった。
この本は第1章から第16章まであるのだけれどひとつひとつのポジションのことからムードメーカーなどいろんな視点からみた「キャプテン翼」のキャラクターが入って書かれている。中でも自分が面白いと思ったところは、「ミッドフィルダーは忍者だ」という章で自分も部活ではミッドフィルダーというまあ軽く説明すれば攻撃にも参加するし守備にも参加するといいう中盤の仕事をするポジションをやっている。そのサイドハーフというポジションをやっているのだけれど、なかなかきつい。そのこともあってこの章には興味がわいた。タイトルだけではよくわからないだろうけど、内容を読むとなるほどという場面があった。「なんであいつがあそこに?」という文がキーワードになっている章だなと思った。わけがわからないと思うけど、まあ読めばわかるので読んだときの楽しみにしてください。
この著者の人はサッカー愛好家であるのいうのとキャプテン翼愛読者というのが作者の説明のところにいれてもいいのではと思った。
立ち読みしてて止まらなくなり買った
そこらのお偉いサッカー先生の本より
ぜんぜん納得できるサッカー論だ。
原作マンガやアニメはあまり見てないが、
問題なく読める。
なにより日本代表を応援している姿勢が好感もてる。
おすすめです。
サッカーへの愛に溢れる好著
タイトルからして漫画の謎本かと思っていたが、読んでみたら、これが馬鹿にできない。「キャプテン翼の名場面を振りかえりつつ古今東西のサッカーの名シーンを取り上げる」という、サッカー観戦のヒントの本で、実に面白い。前書きで著者は「『日本にはサッカー文化がない』とよく言われるが、そんなことはない。世界中で大人気になったキャプテン翼こそ、日本の誇る立派なサッカー文化なのだ」と書いているが、実際にヨーロッパのサッカー選手のなかでもキャプテン翼は有名らしい。キャプテン翼へのリスペクトとサッカーへの愛が最高の形で合体した一冊。翼を読んでサッカーを始めた世代なら、この20年間の日本サッカーの進歩と翼たちの成長ぶりが重なって読めて、きっと面白いでしょう。お奨めです。
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