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狂気の左サイドバック (新潮文庫)

狂気の左サイドバック (新潮文庫)

一志 治夫

狂気の左サイドバック (新潮文庫)

定価: ¥ 420

販売価格:

人気ランキング: 393981位

おすすめ度:

発売日: 1997-09

発売元: 新潮社

発送可能時期:



都並敏史のサッカー
 1994年に小学館から出たものの文庫化。多少の加筆がなされているという。
 都並敏史への綿密な取材から、「ドーハの悲劇」の裏側を描き出した力作。都並が激痛に苦しみ、怪我を悪化させながら参加し続けた日本代表とは何だったのか。鬼気迫るものがあり、ひきこまれるようにして読んでしまった。サッカー・ノンフィクションの中で一二を争う名作だろう。
 ただ、構成が下手。話がくどいし、表現がオーバーになりがち。ちょっと食傷気味になる。もう少し文章を勉強したら、いい作家になるだろう。

都並に惚れなおした。
この世代の代表で好きだったのは都並と柱谷(弟)だったが、都並に改めて惚れ直した。
彼をここまでして突き動かしたものは何だったのか。サッカーへの思い・ワールドカップへの夢、、、と言うことは簡単ではあろうが、これはまさしく「狂気」としかいいようがない。その意味において、一志氏がつけたこのタイトルは、まさしく都並を言い表している。
都並本人が著した「日本代表に捧ぐ」と合わせて読まれることをお勧めする。

ノンフィクションはこうあるべき
甘えの一切ないノンフィクションは、時に読者に苦痛までをおぼえさせると教えてくれたすごい一冊。10年前に21世紀国際ノンフィクション大賞を受賞した本ですが、今読むと、当時の日本サッカーの盛り上がり様が思い起こされます。何より、都並さんの情熱と狂気は恐ろしいまでのものであり、それを精緻に丹念に書き綴った文章が、時に都並さんの負った苦痛までを自分に伝えてくれます。読んでいる最中はずっと足が痛くなったのは言うまでもなく。サッカーが好きな方には必読だと思いました。

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