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サッカーW杯 英雄たちの言葉 (集英社新書)
サッカーW杯 英雄たちの言葉 (集英社新書)
サッカーW杯 英雄たちの言葉 (集英社新書)
中谷 綾子アレキサンダー
定価: ¥ 714
販売価格: ¥ 714
人気ランキング: 19576位
おすすめ度:
発売日: 2006-05
発売元: 集英社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
ロベカルのコメントは一般サラリーマンにも響く
ロベルトカルロスがインタビューに答えたコメントが心に残る。
「・・好きで自分で選んだ道ならば、それに誇りを持ちたい。・・・」
本当にそう思う。僕のようなしがないサラリーマンの心にも響く。
女性と思ってなめてはいけない。
女性の書いたサッカー関係の本ということで期待せずに読み始めましたが、著者の博識と、良く見、良く考え、良く尋ねていることに感心しました。相手が女性だったから気を許して話してくれた部分もあったでしょうが、世界の檜舞台に立っているスター選手達の「舞台裏」を知るにはお勧めの本だと思います。
楽しく、美しく、そして辛く、醜い。
2006年のワールドカップを見終えて、いろいろな意味で自分の中で消化しきれないものがあり(別に日本代表が負けたことだけじゃなく)、そのおかげですっかりサッカーにはまってしまいました。
あの(日本の一次予選)試合を真剣に見た多くの人が、「日本人とサッカー」、「欧州(又は南米)の各国とサッカー」みたいなことに多かれ少なかれ向き合うことになったのではないかと思います。少なくとも私はそうでした。
この本は、私のような初心者にとって、スペインを中心にさまざまなサッカーの現状を知るには最適な本です。
正直読み終えたあと、楽しい気持ちになるような本ではありません。
どちらかといえば、サッカー選手の厳しい現実を見据えた本です。
私にとっての(欧州トップリーグの)サッカー選手とは、(ほんの一握りでしょうが)派手で華やかでお金をいっぱいもらってる「成功者」のイメージでした。
しかし実際はその「成功者」ですら、さまざまなものを背負い自分の体と心を切り売りするようなすさまじい世界。
この厳しい、すさまじい世界にしか身の置き所が無く、日々生き抜こうとしたたかに努力している欧州や南米、アフリカ大陸の選手たちと比べて、日本の選手の環境がどれだけ「優しい」ことか。
世界レベルとは正直まだまだ隔絶の感がありますね。
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