セルティックFCについてTopへ

 >  サッカ-についての情報
 >  サッカー型人事戦略―勝ち組企業が実践する複雑系人事戦略

サッカー型人事戦略―勝ち組企業が実践する複雑系人事戦略

サッカー型人事戦略―勝ち組企業が実践する複雑系人事戦略

佐藤 修

サッカー型人事戦略―勝ち組企業が実践する複雑系人事戦略

定価: ¥ 1,680

販売価格:

人気ランキング: 250877位

おすすめ度:

発売日: 2002-03

発売元: 日経BP企画

発送可能時期:


不況の深刻化とともに、日本企業の雇用問題がクローズアップされることが多い昨今、その人事戦略もひとつの曲がり角に来ているとの指摘は可能であろう。著者は、日本IBMを振り出しに、日本トイザらスを経て現在ナイキジャパンの取締役人事本部長という経歴を持つ人事のスペシャリスト。本書で日米の人事・雇用に関する比較論を含めた問題提起とその処方箋を示している。 題名に「サッカー型」とあるが、必ずしも本書を読み解くキーワードがサッカーなわけではない。産業の成熟化やIT化の進展にともない、従来型の上意下達式の企業戦略のあり方が問われるなか、1つのゴールを多くのメンバーのプロフェッショナリズムと連携プレーでめざす必要がある、というその外形的なありようを、サッカーになぞらえたというにすぎない。そういう意味では、やや違和感のある題名ともいえなくもない。 著者の経歴と副題の「勝ち組」という字句からすると、アメリカ流の実力・成果主義の礼賛というイメージを持つ向きも多いと思われるが、そうではない。また実際に、アメリカ企業のすべてがうわべの業績に追われて場当たり的な戦略を実施してきたわけではない。本書を読めば、アメリカ企業の中にも、社員の専門性を高め、企業文化という無形資産としての業績を生み出す土壌づくりに力を割いてきた企業もある、ということがよく理解できる。著者は、こうした努力をして従業員にとっての「最善の雇用者」であり続けることが企業戦略の要諦である、と説くわけだが、まさに安易なリストラに走る一方で、自らの出処進退は棚上げする昨今の日本企業の経営者に読ませたい部分である。 後半では、コンサル本でよく見かけるような指摘が続く箇所もあるが、それはそれでコンパクトにまとまっていて参考にはなる。図表も豊富で、ビジネスの現場への利用にも大いに参考になろう。まさに時宜を得た1冊である。(杉 良介)


これからの人事のあり方を総合的に勉強できる本
「サッカー型組織」とは、ピーター・F. ドラッカーが従来の
軍隊的組織から、複雑な時代における新しい組織のあり方と
して、提唱した主体的なプロ集団の組織のあり方である。
このサッカー型組織のあり方について、徹底的こだわった本
を期待したが、本書はもう少し基本的な、主体的な人事担当者
が、当然マスターしておかなければならない現代の考え方を
総合的に網羅した本のような印象を持った。
著者の博学さと前向きさには共感を持ったが、総花的なところ
引用が多く、独自の主張に乏しいところが残念であった。

人事戦略の基本的な考え方の構築に有効
カオスの時代の人事の在り方をサッカーに例えて表現している点が非常にわかりやすい。人事戦略立案の具体的なノウハウ本ではないが、この混沌とした時代に人事がどうあらねばならないかという基本的な考え方を構築するのに有効な本だと思います。

ブックマークに追加する

関連エントリー

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://uranutes.net/mt/mt-tb.cgi/36588

セルティックFCについてTop >  サッカ-についての情報 >  サッカー型人事戦略―勝ち組企業が実践する複雑系人事戦略



Google


▼ カテゴリー

▼ 関連サイト

▼ RSS

人気ブログランキングへ

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

track feed

My Yahoo!に追加

Add to Google

  • seo
Supported by 楽天ウェブサービス