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2010年南アフリカW杯が危ない! (角川SSC新書 26)
2010年南アフリカW杯が危ない! (角川SSC新書 26)
2010年南アフリカW杯が危ない! (角川SSC新書 26)
木崎 伸也
定価: ¥ 798
販売価格: ¥ 798
人気ランキング: 9706位
おすすめ度:
発売日: 2008-02
発売元: 角川・エス・エス・コミュニケーションズ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
「開催できるのか」漠然とした不安が明瞭に
犯罪都市・ヨハネスブルグで本当にW杯なんてできるのか、という疑問があった。しかし、アフリカという地域への地理的距離感、無関心ということもあって、日本にはなかなか南アW杯の準備状況の情報はドイツW杯や北京五輪の時より格段に少ない。南アでW杯が実施されることになった背景も交え、準備状況を説明し、漠然とした不安を明確に示した。
本書が報告するヨハネスブルグの状況は相変わらずすごい。ショッピングセンターで撃ち合い、カージャックされるのが当たり前。深刻な黒人の貧困も指摘した。W杯会場建設に投入されている労働者の時給は100円にも満たない。スタジアム周辺で露店商売をしていたのに、排除される人たち。プラッターFIFA会長がアフリカ支持を取り付けるために、W杯が開かれることになったようだが、やっぱりアフリカで世界的イベントをやるのは大変だ。「サッカーで一体になり、白人と黒人の絶望的な壁を打ち砕くことを南アの人は期待しているようだが、道は容易ではない」著者はそう語る。
現地に張り付き、突っ込んだ取材をしているわけではなく、プレスツアーなどを利用した取材旅行記ではあるが、現状は把握できる。
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