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ウルトラニッポン

ウルトラニッポン

ジョナサン バーチャル

ウルトラニッポン

定価: ¥ 1,680

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人気ランキング: 445591位

おすすめ度:

発売日: 2000-11

発売元: 無名舎

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サッカーから見た日本社会への暖かい批判
イギリス人による日本サッカー応援記である。新聞記者である著者は清水エスパルスを応援することになるが、善対悪の構図が当たり前である西欧と、曖昧で敵も味方もない日本人の性格に戸惑う。それでも、サポーターの中に、日本変革の芽も読みとっている。日本人Jリーガーが自己主張しないことは、日本社会の反映であることはよく言われるが、そのことは本書でも強調されている。著者はイギリス人らしいひねったユーモアを随所に散りばめているが、日本人にはきついところがあるかもしれない。サッカー(フットボール)の母国から来た人だから、日本にはおかしいところが多いのであろう。その辺は許せる。スタジアムの隣が石油精製基地だなどというのは、日本のガイドブックには書いていない。そういう面白さもある。いずれにしろ、サッカー開国日本にやってきたイギリス人ということで、幕末期日本のイギリス人外交官の日記になぞらえることができる。

イギリス人の目から見た日本サッカー
この本の特徴は、イギリス人の目から見た日本を最大限客観的に伝えるためであろう、写実的な表現がだらだらと続くことが多いこと、また、そのイギリス人にとってはエキセントリックである日本の文化をかなり悪し様に描いていることだ。特に後者は何か恨みでもあるのかと思うぐらいで、数人出てくる外国人と話をする時には必ず、日本はおかしい…といった趣旨の話題が出る。まぁ日本という国は外国から見ればそれだけおかしな国なのだろう。それは譲るとして、どうしても苛立ちを抑えきれなかったのが日本のサッカーチームの名称を嘲っている事。殆どすべての名称をけなすけなす。あれだけはやめて欲しい。わざわざ母国語でもない言葉を中心に、日本の文化と折り合いながらつけた名称なのだから尊重して欲しいと思う。
個人的には、甲子園に見られる日本人の精神的文化を日本人分析に使っているのが興味深かった。ほかは…飛ばし読みしてしまった。

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