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日本サッカー史―日本代表の90年 1917-2006 (サッカー批評叢書)
日本サッカー史―日本代表の90年 1917-2006 (サッカー批評叢書)
日本サッカー史―日本代表の90年 1917-2006 (サッカー批評叢書)
後藤 健生
定価: ¥ 2,100
販売価格: ¥ 2,100
人気ランキング: 23447位
おすすめ度:
発売日: 2007-01
発売元: 双葉社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
読みがい
日本代表の90年間に渡る歴史をわずか400ページで網羅する事が可能だとは思わないが、この本を作るのにどれだけの時間と努力、多くの人の強力が必要だったか考えると頭が下がる。
60年代まではまるで歴史の教科書を読んでいるような感覚を覚えたが、1960年代をすぎやっと現存する人々の名前が出始め80年代後半を過ぎると少しづつリアルな映像として記憶に甦ってくる。
歴史や政治、アジア、世界のサッカーへと幅広い情報に触れているところも非常に読みがいがある。
たまに??と思うような描写や、94年前後からは詰め込み過ぎ感を感じる等まだまだ荒削り感もみられたが、これだけのクオリティーで日本サッカーを綴っている本は唯一ではないだろうか。
「読める」サッカー年表。ドイツ大会まで。
2002年に出たものの改訂版です。
当然、2002年日韓大会以降、ジーコ監督就任から2006年ドイツ大会までが加わっているわけですが、それ以外にも多くの修整があるようで、書かれるたびに精緻化していくのが喜ばしいとともに、著者の努力に感謝、これからにも期待、です。
内容は至ってシンプルで、横浜に上陸した英国人によってサッカーが日本に伝えられてから、3回目のW杯出場を果たすまでの歴史を年代順につづったものです。
後書きで著書が語っているように、「日本サッカーの物語を通して読みたい」という要望に、ストレートに応えてくれる一冊です。
最近の所になると、ちょっとだけ著者の「ぼやき」が加えられているのがまた愛嬌ですね。
姉妹編の「資料編」と合わせて、サッカー好きには一家に一冊常備本だと思います。
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