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魂の叫び―J2聖戦記 (幻冬舎文庫)

魂の叫び―J2聖戦記 (幻冬舎文庫)

金子 達仁

魂の叫び―J2聖戦記 (幻冬舎文庫)

定価: ¥ 560

販売価格:

人気ランキング: 310979位

おすすめ度:

発売日: 2002-04

発売元: 幻冬舎

発送可能時期:



しびれる試合
04年J2優勝を果たし5年振りの昇格後、05年8位、昨年は2位と現在では我那覇、中村ら代表を擁する常勝チームとして君臨するフロンターレ。今現在を観て誰が昇格後僅か1年で沈んだ事実を信じる事ができるだろうか。

97年の最終戦から激闘のJ2・99シーズンを中心にキャプテン中西哲生のホームページ上のコメントを元に構成されている。お互い研究し尽くす4回戦総当りの上、凸凹のピッチ、厳寒の札幌、酷暑の山梨などレベル通りのサッカーを行えるスタジアムも少ない。また、ここで解雇になれば行く先はさらに過酷な環境となるため、どのチームで闘う選手もJ1の中間チームのようなあいまいな気持ちはなく、全ての対戦チームを倒そうと前向きに挑む。すでに降格から8年間もJ1復帰に苦しむ湘南がそうであるように一度落ちたら這い上がる難しさがよくわかる。

華やかで盛大な舞台に立つために泥臭く閑散とした中でもがきながらわずかな勝点の為にボールに向かう彼等の叫びが記されている。

J2というカテゴリーの面白さが伝わる
川崎フロンターレ在籍時の中西哲生がHPで綴った文章に2人のライタ?が解説を加えたもの。川崎FのJ1昇格までの軌跡を追っており、中西の内心の心理も事細かに描写しています。内容自体には特筆すべきものも見当たらないので、当時のチームや著者に強い思い入れがないと乗れないかもしれませんが、J2というカテゴリーの面白さは十分に伝わっていると思います。

中西哲生の思いは?
サッカー・ドキュメント「魂の叫び」の文庫版。単行本を読んでいるのに、文庫版も買ってしまった。それは巻頭と巻末に文庫版だけのオリジナルな文章が入っていたからだ。その中に、本書の舞台となった川崎フロンターレについての後日談がある。中西哲生の思いも虚しく、崩れていくチーム。その哀しさを克服するのは、これからの同チームの戦い方ひとつにかかっている。

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