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平常心 サッカーの審判という仕事

平常心 サッカーの審判という仕事

上川 徹

平常心 サッカーの審判という仕事

定価: ¥ 1,575

販売価格: ¥ 1,575

人気ランキング: 128845位

おすすめ度:

発売日: 2007-03-27

発売元: ランダムハウス講談社

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



サッカーの奥深さ
2006年12月29日天皇杯準決勝を最後にピッチから降りたスペシャルレフリー上川徹の自伝。日本サッカー史上4人目のワールドカップ審判員(主審としては3人目)となった2006年ドイツワールドカップ。初の審判チーム制トライアルで味わったサバイバルゲーム、サッカー選手から審判へ転向した道程、様々な選手、審判との出会い等アナザーピッチともいうべき審判だからこそ体験できる貴重な世界から妻の眼前でブーイングで迎えられたJリーグアウォーズでの傷心までサッカーの奥深さをさらに強く感じる事ができる一冊だった。個人的に審判グレミアム・ポールについて語られたイングランドサッカーの「習慣」から見える誤審への連鎖には感心させられた。

平常心より熱くと毅然と?
著者はドイツワールドカップで日本人として初めて

決勝トーナメントで主審を務めた上川さんです。

内容はサッカー選手だった学生時代から、実業団の選手を経て審判になり、

審判としてのキャリアを重ねてワールドカップ、

そして引退に至るまでの軌跡に多くのページが割かれています。



上川さんの審判としての成長が熱い想いと共に書かれているのですが、

Jリーグ創成期の選手に対する憤りや国際大会で選手に振りまわれてしまった

苦い経験などが生き生きと書かれており、引き込まれるものがあります。

FIFAにも実は審判が非常に大事にされていることも知ることが出来、

面白かったです。



最後の5分の1ほどで審判には何が必要か、

という上川さんの審判像について書かれています。

この部分はこれから審判を目指している人に対するメッセージといった趣です。





タイトルにもなっている「平常心」は、

審判として試合をコントロールする為に重要なものとして強調されてはいますが、

それよりも審判は堂々、毅然としているべき。

またそのためにはサッカーとはどうあるべきか、

というサッカー観を持っていなければならない

という上川さんの哲学を感じました。



サッカーという競技と、審判という役割に対する

想いが伝わってくるとても熱い本です。


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