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川淵三郎 虹を掴む (FOOTBALL NIPPON BOOKS)

川淵三郎 虹を掴む (FOOTBALL NIPPON BOOKS)

川淵 三郎

川淵三郎 虹を掴む (FOOTBALL NIPPON BOOKS)

定価: ¥ 1,890

販売価格:

人気ランキング: 58143位

おすすめ度:

発売日: 2006-05-30

発売元: 講談社

発送可能時期:



独裁を
 川淵三郎氏の回想録です。サッカー雑誌に載っているようなことが中心です。

 あまり普段サッカーに興味のない人などには面白いかもしれません。

 ジーコジャパン敗退の不反省、オシム強奪の真相など。

 そしてオシムが倒れた今考えるととてもゆるせたものではないです。

 プロサッカーリーグ開設準備委員会に川淵氏が加わったのは既にプランが決定した後で

 だいぶ後からだということは付け加えておくべきでしょう。

 無論Jリーグ立ち上げに尽力した努力した功労者の方々は川淵氏を批判しているわけですが。

 Jリーグにしか興味がない人にもおすすめかもしれません。

当事者ならではの話
著者はサッカー界に愛想を尽かして古河電工のサラリーマンとして仕事に専念していたが、名古屋支店の営業部長をしていたとき予期せぬ左遷の憂き目に会い、もうサッカーしか残りの人生に夢を託せるものはないと決心する。



日本リーグはアマチュアだったが、契約社員制度などを利用して実質的にはプロ化している選手が大勢いたこと、外国からプロ選手を呼んで補強していることなどプロとアマが混在するリーグとなり、選手の待遇などでさまざまな矛盾が表面化していた。プロという言葉へのアレルギーが当時の企業スポーツには強かったため、著者らはプロ化に向けて「話をつぶされないように」慎重に動き出す。

プロ化への成功の理由として日本自体がバブルに酔いしれていて、企業メセナ、社会還元ということがいわれていたほかに、「終身雇用の枠内で選手を定年まで抱え込むより、プロ契約の年俸制にして後腐れなく辞めてもらった方が企業としてのメリットもありますよ」と主張したことも挙げている。



Jリーグに参加するクラブを決定するまでの裏事情が紹介されていて、ガンバ大阪は最初「大阪ジョーズ」と決まっていたのに発表する段になって瀬戸内海にサメが出没する事件が起きてボツになったとか、ホンダが母体となった「浦和」が誕生しそうだったのにたまたま社長が交代してなしになり、三菱自動車にはフジタとタッチの差で決まった話など盛りだくさん。



後半はJリーグが始まってからの苦労話と代表監督の話だが、当事者ならではの視点で書かれてある。書かれたのがドイツW杯前なのでジーコ監督については遠慮気味に書かれてあるが、実際は不安感がいろいろと見受けられた(例えば全然教えない)。しかし「オレが信じないでどうする」と自ら納得させているのは正直だ。

カバーを外すと本の表紙に自らの少年時代の裸体を晒しているところに意外な素顔が見える。

あたりさわりのない話しだけ
Jリーグ創設後しばらくは光り輝いていたが、最近の川淵氏の

独裁ぶりには正直がっかり。

自分の鶴の一声で選んだジーコがW杯であの体たらくだったのに

一切責任を取ろうとしない姿勢には正直がっかりしました。



本の内容も突っ込んだ情報が少なく、当たり障りのない話ばかりで

正直価格分の価値があるのか甚だ疑問に感じてしまいました。


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