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越境人たち 六月の祭り

越境人たち 六月の祭り

姜 誠

越境人たち 六月の祭り

定価: ¥ 1,785

販売価格: ¥ 1,785

人気ランキング: 411859位

おすすめ度:

発売日: 2003-12

発売元: 集英社

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



テーマをしぼれば良かった。
?定住外国人ボランティアを立ち上げた筆者が
W杯を迎えるまでを綴ったノンフィクション。
この作品は開高健ノンフィクション賞優秀賞も受賞しました。
簡易な文体は分かりやすく
筆者が体験した苦労や喜びがすんなりと胸に届きます。
W杯の裏で、このような活動が行われていた事を初めて知り、
今更ながら関係者の方々に拍手を送りたいと思います。
??
定住外国人の生活やアイデンティティについても考えさせられ、
問題意識をもつきっかけになるような本だと思います。
また、W杯で築かれた定住外国人と日本人の関係が
その後どのようになったのか興味もあり、続報が待たれます。
新井将敬議員の自殺に関する話題や
FIFAの権力闘争の話は非常に興味深いのですが、
それを突き進めて調査していけば
??
それそのものが一冊の本になるくらいのテーマだと思います。
ボランティアの活動とそれらの問題意識は
筆者の中の深いところでつながっているものだと思いますが、
今回は定住外国人ボランティアの活動にテーマをしぼり、
筆者からだけの視点だけでなく関係者のインタビューなども交えるなどして
??
より深く掘り下げたルポに仕上げたほうがよかったのではないかと思います。?

久しぶりに泣いてしまいました!
朝日新聞の書評に魅せられて読んでみました。
日本国民といえば日本人を指すことが常識となっているこの社会で、民族や国家を超えた個人と個人のつながりはどうあるべきか、考えさせられるルポです。
だけど、ややこしさや難解さはかけらもなく、等身大のやさしい内容と文体で、とても読みやすかったです。おまけにしみじみと泣ける。胸にじんと来るエピソードが満載! 本を読んで目がウルウルしてしまったのは久しぶりの体験です。おまけに、悲しいだけじゃなく、最後にはうふふと笑みがこぼれて、心がほんわり。何だか、勇気がわいた気分です。
テロや失業、犯罪増加などで、人々がぎすぎすしている時代だけに、家族や友人にも読ませてあげたいなと感じる一冊でした。

サッカー好きもそうでない人も…
日韓ワールドカップの華やかな舞台の影で、定住外国人による草の根ボランティアを続けてきた著者の視線から多文化共生がうたわれています。サッカー好きには、日韓共催にいたるまでの舞台裏が書かれていておもしろいと思いますし、そうでない人も、こんな生き方をしている人がいるのだなと感じられると思います。

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