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Jリーグクラブをつくろう!―新規参入を目指すクラブを紹介
Jリーグクラブをつくろう!―新規参入を目指すクラブを紹介
Jリーグクラブをつくろう!―新規参入を目指すクラブを紹介
秋元 大輔
定価: ¥ 1,470
販売価格: ¥ 1,470
人気ランキング: 134778位
おすすめ度:
発売日: 2007-02
発売元: ノースランド出版
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
Jへの道
一見すると某メーカーの人気ゲームシリーズを連想させる題名。しかしその中身はJリーグ加盟を目指すチームの苦しい資金面、地域事情など、取材チームの問題点までも事細かにしるされている。最近トルシエ招聘で話題のFC琉球はJ2の下のJFLに属するがそこにさえ所属できない都道府県リーグのチームに焦点をあて取材している。ヴィーゼ塩釜、アルテ高崎はまだしもツエーゲン金沢やらAC長野パルセイロ、セントラル中国、カマターレ讃岐などどこぞのアマチュアか耳なれない名前が並ぶもそのチーム背景にはそれぞれのドラマが歴史を刻んでいる。発行から1シーズンたちすでに環境がかわっているチームも少なくない。
来シーズンJ2へはロッソ熊本、FC岐阜が、JFLには新たにファジアーノ岡山FC、ニューウェーブ北九州、FC Mi-O びわこが参入する。
巻末のジェフ千葉を例にとする「ホームスタジアム問題」もおもしろい。
日本のサッカーを知る上で読みごたがある一冊に仕上がっている。
愛と情熱の地域リーグ
JFL以下のリーグでJリーグ参入を目指して活動しているクラブを紹介している本。全国にJリーグを目指すチームは多いと聞いてはいたが、その実数や実態を正確に伝える媒体は少なかった。その意味で本書の存在は貴重だ。クラブに携わる人びとのさまざまな思いにも触れることができ、ここまでサッカーの裾野を広げたJリーグの功績には改めて感服するばかりだ。
しかし、著者はこの現状に対して決して楽観的な未来像を描くことなく、少々辛口に、しかし愛情をこめたエールをそれぞれのクラブに送っている姿勢がすばらしい。私もすべてのチームがプロチームとして大成できるとは思えない。しかし、それでもすべてのチームにJ参入という目標を果たして欲しい。そんな思いにさせるものがこの本にはある。
あくまでも私見だが、本書はソーシャルベンチャーのような事業を起こす上での手引きにもなると思う。非営利活動を行う時、何が障壁になり、また何が資源となりうるのか、参考にできる点も多かったと思う。
日本代表だけ見てる人たちに、ぜひ読んでほしい一冊
すごい本が出た。
この本を読まずに日本サッカーは語れない。
北は盛岡から、南は沖縄まで、全国のJリーグ参入を目指す28クラブの現状と課題を、著者自ら現地を訪れまとめた一冊である。
Jリーグ発足から15年経ち、ようやくいくつかのJクラブが地域住民の支持を集め始め、一部の大企業に頼らない運営を成功させつつある。
それがきっかけの一つとなり、地域リーグ、都道府県リーグから地道にJ参入を目指すクラブが増えてきた。巻頭のJリーグチェアマンインタビューによると、そうしたクラブは全国に50?60以上あるそうだ。
本書に掲載されているような、下からこつこつ積み上げていくクラブが、Jリーグを席巻するようになって初めて、この国にサッカー文化が根付き始めたといえるのだろう。
そうした意味で、まだほとんどの国民が注目していない地方のマイナークラブを実際に訪れて取材し、まとめた本書の功績は計り知れない。わが国のスポーツ文化の発展に多大な貢献を果たす名著なのではなかろうか。
サッカーファンのみならず、すべてのスポーツを愛する人、故郷を愛する人、夢を追う人にオススメである。
著者はまったく無名のライターである(プロフィールによると「サッカーでメシが食えるか?」を作った人みたい)。サッカー選手は次々と世代交代されていくが、サッカーライターはほとんど世代交代されない。専門誌にはJ発足時と同じライターの名前が並んでいる。そうしたライターの中には、毒にも薬にもならない戯言をほざいている者も少なくない。サッカー専門誌が売れないのもよく分かる。本書の著者のように、無名だが面白い取材を地道にしてるライターの原稿を望む読者は少なくないように思えるんだが。
選手には「考えて走る」ことを求めるのに、自らは「考えないし、走らない」サッカーマスコミへの強烈なアンチテーゼが、本書の行間からにじみ出ているようにも思えてきた。
著者の次回作にも期待である。
「サッカーファンのために頑張って下さい。あとがきにあった執筆理由には深く共感できました」
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