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栄光のドイツサッカー物語
栄光のドイツサッカー物語
栄光のドイツサッカー物語
明石 真和
定価: ¥ 1,890
販売価格: ¥ 1,890
人気ランキング: 367492位
おすすめ度:
発売日: 2006-06
発売元: 大修館書店
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
貴重な本です。
たしかに日本で、70年代の人気ナンバーワン代表チームは西ドイツだった。
70年メキシコ大会でのイタリアとの死闘といい、サッカー通が最強チームとして必ず挙げる72年のネッツアー・ベッケンバウアーのコンビといい、また74年の最強オランダを破っての優勝に、76年のネーションズカップ決勝での終了1分前の同点弾など、「不屈のゲルマン魂」のセリフとともに、常に世界のトップチームだった(ブラジルはペレ引退以後、82年の黄金カルテット出現までパッとせず)。
おまけにミューラーやフォクツ、オベラートといった、他のチームなら主役級である「名わき役」が揃ってたんだから。
さて本書は、そんな強豪西ドイツの陰の立役者というべきシェーン監督を主役にしたノンフィクション・ノベルである。
たしかにシェーンというと、当時もやや気弱な印象で、「西ドイツの影の監督はベッケンバウアー」なんてよく言われてたし、バイスバイラーやオランダのミケルスなんかに較べてもカリスマ性はちょっと薄かったんだよな。
でも東ドイツから命からがら亡命した苦労人だし、なんといってもあれだけの好成績を長年にわたって収めたんだから、名監督であることに間違いはない。
同様のテーマである「1974フットボールオデッセイ」はノンフィクションっぽいフィクションだったが、いずれにせよ、この西ドイツ黄金時代を取り上げた本はあまり無いので、三菱ダイヤモンド・サッカーなどに胸躍らせたオールドファンは、購入して損は無い。
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