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奇跡的なカタルシス―フィジカル・インテンシティ II 知恵の森文庫

奇跡的なカタルシス―フィジカル・インテンシティ II 知恵の森文庫

村上 龍

奇跡的なカタルシス―フィジカル・インテンシティ II  知恵の森文庫

定価: ¥ 500

販売価格:

人気ランキング: 389626位

おすすめ度:

発売日: 2000-10

発売元: 光文社

発送可能時期:



あなたの人生よりサッカーの方が面白いかもしれない
中田ヒデと個人的交友関係を持つ事で夙に知られる村上氏がそのヒデのペルージャ1年目の活躍ぶりから、名波のベネチア・デビューあたりまでを綴ったサッカー・エッセイ。基本的にはサッカーに関するエッセイなのだが、折に触れ日本経済・文化のあり方に言及するあたりは作家の業か。本書を読むと村上氏は日本選手の中では上記の中田、名波を高く評価しているようだ。これは私と同じなので気持ち良く読み進めた。



基本姿勢は"サッカーってこんなに面白いんだぜっ"という事で同感である。日本代表の試合に関しては、その弱点等を鋭く指摘し、チームの戦術論等を述べる。そこらのサッカー・フリークのあんちゃんと同じである。ペルージャ(中田)の試合は更に細かい点まで突っ込む。文化、戦術、体格、モチベーション等深い考察が入る。本当にサッカー(中田 ?)が好きなんだなぁと思う。国際試合ではお国柄がプレー・スタイルに反映される事、自分達のプレー・スタイルにヨーロッパ・スタイルの良い点をいち早く取り入れたブラジルが(当時)一頭地抜けている事などを述べる。



サッカー・フリークの作家が送るサッカー・ファンのための陶酔エッセイ。

異なる着眼点
著者の鋭い支点、中田HIDEとの密接な交流から綴られた著書。スポーツライターとは異なる着眼点からサッカーを詳細にコメントする内容は素晴らしい。

日本経済や金融システムとのアナロジーによるサッカー・エッセイ
フィジカル・インテンシティの第2弾。中田のペルージャでの活躍から名波がベネチアでのデビューあたりまでの期間のエッセイです。著者のスタンスは前著を継承していますが、経済の分野にちょうど関心が向き始めた時期だったか、経済や市場や金融との話が随所に出てきます。 相変わらず日本社会へ向けた鋭い視線は健在です。

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