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フーリガン―最悪の自叙伝
フーリガン―最悪の自叙伝
フーリガン―最悪の自叙伝
ミッキー フランシス
定価: ¥ 1,470
販売価格:
人気ランキング: 329561位
おすすめ度:
発売日: 2001-08
発売元: 飛鳥新社
発送可能時期:
「4年くらい経つまで、オフサイドが何か知らなかったと思う。知る手がかりもなかった。おれにとっては、ともかくサッカーは乱闘だった」 「イングランド病」とまで呼ばれるフーリガンの暴力行為には、世界中のサッカーファンが辟易させられている。なぜ彼らはあれほどまでに暴れるのか? なぜイングランドなのか? 4年に1回のワールドカップを楽しみにする健全なサッカーファンならば、無視できない問題だ。 著者のミッキー・フランシスは、1970年代後半から80年代に最も悪名を馳せたフーリガンのボス的存在だった人物。マンチェスターの低所得労働者地域で生まれ、暴力と常に隣り合わせに生きてきた。本書は悪名高き男による、まさに「最悪の自叙伝」となっている。88年に逮捕されるまで、ミッキーはフーリガン集団「ガヴナーズ」を率いていた。暴力や窃盗が当たり前という、彼らのすさまじく荒れた暮らしは、普通の日本人にはにわかに想像できない。イギリス階級社会が生んだ残酷なゆがみに、フーリガニズムが生まれた背景が垣間見える。 フーリガンがいかに組織的に乱闘行為を起こしていたか、またそれが警察による徹底したフーリガン封じにより、弱体化された過程が描かれている。最終的には逮捕、有罪、収監という道をたどり、ミッキーは足を洗ったことになっているが、先のことはわからないと言う。そして、2001年10月、イングランド代表は日韓共催ワールドカップへの切符を手にした。日本人はまだフーリガンの本当の恐ろしさを知らない。(齋藤聡海)
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