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生還―浦和レッズJ2戦記

生還―浦和レッズJ2戦記

豊田 充穂

生還―浦和レッズJ2戦記

定価: ¥ 1,365

販売価格: ¥ 1,365

人気ランキング: 394800位

おすすめ度:

発売日: 2000-12

発売元: マガジンハウス

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



今だからこそ読んで欲しい
AFCアジアチャンピオンズリーグ優勝、

FIFAクラブワールドカップ3位、

華々しい戦歴を飾った昨年の浦和レッズだが、

その歴史の中にはこの本に書かれているような

苦闘の日々があったということを

強いレッズしか知らない人たちにこそ知っていただきたい。



強いから見えないもの。

派手だから隠されているもの。

浦和レッドダイヤモンズというチームと、

それを取り巻く人たちが持っている

「浦和レッズという存在の魅力」が

この本には記されていると思う。



「サッカーはスタンドがつくるもの」の言葉がすべてだ!
 ドイツ、ブンデスリーガ、カールスルーエのクラブハウスまで押しかけて行ってギド・ブッフバルトにインタビューを取ったり、一年間に渡って数人のレッズサポーターを徹底的に追ったりという取材姿勢もさることながら、スポーツ本にしては、この本、文章が大変にいい。
 目のつけ所がいいために、文章がいい。レッズというチームをスポーツ的な側面だけではなく、むしろそこに夢中になってゆく人間たちの、ライフ・イズ・サッカーという 感覚、またそこに交錯する情念をとことん突き詰めているところがいい。レッズの戦記となっている副題ではあるが、正しくは、レッズに関わる人間たちの日常的な戦記である。
 当然浦和レッズ・イコール・マイライフの日々を送るぼくにとってはその辺の下手な小説よりずっと感動的な本である。ギドと会話など、特定のあるシーンでは読むたびに 必ず心を揺すられてしまい、困ったことになってしまう。
 とにかくも「サッカーはスタンドがつくるもの」という言葉がすべてであると思う。サッカーの魅力はTVで見ていても最後のところで決してわかり得ないものである。ス タンドに通い詰め、多くのものを犠牲にしてみて初めて得られるものがサッカーの感動の深さであると、自信を持ってぼくは言える。
 ともかくもそういうバランスについてあまり表現されない部分が書かれている本であり、突き詰めれば人間の資質の問題に触れてゆく本なのだ、と言えそうなくらいこれは けっこう深い。これまでのレッズ本のなかでダントツの一冊であることは間違いないだろう。

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